Linux版(tar.gz)インストール方法


このページでは、Linux版(tar.gz) desknet's SSS(サザン)のインストールについてご説明いたします。desknet's SSS(サザン)が動作可能な、Linuxのバージョンについては、「動作環境」をご確認ください。
SSS本体のアンインストールするには、こちらをご参照ください。
モバイル版のアンインストールは、こちらをご参照ください。
SSS本体 インストール
SSSのインストールを行います。
この例ではFTP転送したファイルが/home/guestにあるものとし、FTPで転送したファイル名をsssxxxlR9.tar.gzとします。
1) アーカイブの展開
スーパーユーザで処理を行います。
セットアップファイルをインストール先のディレクトリに置きます。
ここでは「/var/www/cgi-bin」 とします。

su
Password:
cp sssxxxlR9.tar.gz /var/www/cgi-bin
cd /var/www/cgi-bin

tarコマンドを用いて、以下のように展開を行います。
すると「sss」ディレクトリが作成され、以下のファイル、及びディレクトリが展開されます。

tar zxvf sssxxxlR9.tar.gz
INSTLNXGZ
INSTLNXRPM
LICENSE
README
/data
/datadb
/page
/s3images
/s3js
/s3css
/dnSSS
s3.cgi*
s3info.cgi*
s3search.cgi*
s3travel.cgi*
s3nippodel*

README、LICENSEファイルは必ずお読みください。

2) イメージディレクトリの移動
展開されたディレクトリを移動します。
WWWサーバのホームディレクトリが「/var/www/html」の場合、展開された「s3images」、「s3js」、「s3css」ディレクトリを「/var/www/html」に移動します。

mv sss/s3images /var/www/html/
mv sss/s3js /var/www/html/
mv sss/s3css /var/www/html/

3) イメージディレクトリの所有者の変更
SSSをインストールした「sss」ディレクトリの所有者を変更します。
SSSのインストール先を、「/var/www/cgi-bin/sss」とした場合、「/var/www/cgi-bin/sss」ディレクトリに、HTTPサービスを提供するユーザーの「ユーザーID」、「グループID」を設定します。
この例では、ユーザー:apache、グループ:apacheです。

chown -R apache sss
chgrp -R apache sss

移動した「s3images」、「s3js」、「s3css」ディレクトリの所有権を設定します。

chown -R apache /var/www/cgi-bin/sss
chgrp -R apache /var/www/cgi-bin/sss
chown -R apache /var/www/html/s3images
chgrp -R apache /var/www/html/s3images
chown -R apache /var/www/html/s3js
chgrp -R apache /var/www/html/s3js
chown -R apache /var/www/html/s3css
chgrp -R apache /var/www/html/s3css

4) SQLiteコマンドツールの移動
展開されたディレクトリを移動します。
「dnSSS」ディレクトリを「/usr/local」に移動します。

mv sss/dnSSS /usr/local/

5) SQLiteコマンドツールの所有者の変更
移動した「dnSSS」ディレクトリの所有者を変更します。

chown -R root /usr/local/dnSSS
chgrp -R root /usr/local/dnSSS

6) 終了
以上でdesknet's SSS(サザン)のインストールは完了です。

7) アクセス開始
インストール作業が終わったら、ブラウザからSSSのURLを指定して、動作確認を行います。本インストールガイドでの標準設定でインストールを行なった場合のURLは次の通りです。

URL(例):
http://(servername)/scripts/sss/s3.exe?
※servernameは、お使いのサーバのマシン名、もしくはIPアドレスを入力してください。

SSSログイン画面が表示されますので、登録されている「第一営業部」グループの「安藤 進」でログインできれば正しくインストールできています。

8) データベース最適化の設定
最後に、データベースを最適なパフォーマンスで使用するために最適化ツールの設定を行います。
以下の設定方法をご参照いただき、設定を行ってください。
「SQLiteコマンドツールの設定」はこちら
SSSモバイル版 インストール
SSS モバイル版のインストールを行います。
この例ではFTP転送したファイルが/home/guestにあるものとし、FTPで転送したファイル名をsssmbxxxlR9.tar.gzとします。
1) アーカイブの展開
セットアップファイルをインストール先のディレクトリに置きます。
ここでは「/var/www/cgi-bin」 とします。

su
Password:
cp sssmbxxxlR9.tar.gz /var/www/cgi-bin
cd /var/www/cgi-bin

tarコマンドを用いて、以下のように展開を行います。
すると「sssim」ディレクトリが作成され、以下のファイル、及びディレクトリが展開されます。

tar zxvf sssmbxxxlR9.tar.gz
INSTLNXGZ
INSTLNXRPM
LICENSE
README
/data
/page
s3path
s3i.cgi*

README、LICENSEファイルは必ずお読みください。

2) 所有者の変更
インストールした「sssim」ディレクトリの所有者を変更します。
SSS モバイル版のインストール先を、「/var/www/cgi-bin/sssim」とした場合、「/var/www/cgi-bin/sssim」ディレクトリに、HTTPサービスを提供するユーザーの「ユーザーID」、「グループID」を設定します。
この例では、ユーザー:apache、グループ:apacheです。

chown -R apache sssim
chgrp -R apache sssim

3) インストールされたファイルの編集
所有者を変更後、 SSSのインストール先のdataディレクトリ下に"data"ディレクトリ下のファイルを移動します。
SSSのインストール先を「/var/www/cgi-bin/sss」とした場合、以下のように記述してください。

mv /var/www/cgi-bin/sssim/data/* /var/www/cgi-bin/sss/data/.

4) s3pathの変更
SSS モバイル版をインストールしたディレクトリに「s3path」ファイルが存在します。vi等のエディタでこのファイルを開き、SSSのインストール先を記述して下さい。
例えば、SSS モバイル版のインストール先を「/var/www/cgi-bin/sssim」とし、
SSSのインストール先を「/var/www/cgi-bin/sss」とした場合、
「s3path」ファイルに「/var/www/cgi-bin/sss」と記述してください。

vi /var/www/cgi-bin/sssim/s3path

以下はviのコマンド等の例です。
 dd(1行削除)
 a(1行挿入)
 /var/www/cgi-bin/sss(と入力)
 Escキー押下
 :wq(ファイルを保存して終了)

5) 終了
以上でdesknet's SSS(サザン)のインストールは完了です。

6) アクセス開始
インストール作業が終わったら、ブラウザからSSSのURLを指定して、動作確認を行います。本インストールガイドでの標準設定でインストールを行なった場合のURLは次の通りです。

URL(例):
http://(servername)/scripts/sss/s3.exe?
※servernameは、お使いのサーバのマシン名、もしくはIPアドレスを入力してください。

SSSログイン画面が表示されますので、登録されている「第一営業部」グループの「安藤 進」でログインできれば正しくインストールできています。

SSS本体 アンインストール
ここでは、実行可能ディレクトリ「/usr/local/www/cgi-bin/sss」にdesknet's SSS(サザン)をインストールされていることを前提にご説明させて頂きます。
1) ディレクトリの削除
rmコマンドを使用して、SSSファイルを格納したディレクトリの削除を行います。
ここでは、WWWホームディレクトリを「/var/www/html」とします。
(rmコマンドの前に¥(エンサイン)をつけると、削除確認を行わないで削除します。)

su
Password:
¥rm -r /var/www/html/s3images
¥rm -r /var/www/html/s3js
¥rm -r /var/www/html/s3css
¥rm -r /var/www/cgi-bin/sss
¥rm -r /usr/local/dnSSS

3) 終了
以上でdesknet's SSS(サザン)のアンインストールは完了です。
SSS モバイル版 アンインストール
ここでは、実行可能ディレクトリ「/var/www/cgi-bin/sssim」にdesknet's SSS(サザン)をインストールされていることを前提にご説明させて頂きます。
1) ディレクトリの削除
rmコマンドを使用して、SSSモバイル版ファイルを格納したディレクトリの削除を行います。
(rmコマンドの前に¥(エンサイン)をつけると、削除確認を行わないで削除します。)

su
Password:
¥rm -r /var/www/cgi-bin/sssim
¥rm -r /var/www/cgi-bin/sss/data/s3imode

3) 終了
以上でdesknet's SSS(サザン)のアンインストールは完了です。
ページの先頭へ戻る